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???さわやか自然百景

icon3newgreen.gif ものすごく放置状態になってしまい申し訳ありません。

さて、ほとんど観ない地上波放送のなかでも数少ない好きな番組が、毎週日曜日の朝7:45~7:59に放送している「さわやか自然百景」。

以前にも何度かご紹介しましたが、美しい映像や静かな語り口で日本全国の自然をじっくり堪能できるすばらしい番組です。

私は毎週観ることができないので、録画したものをまとめて観ることが多いのですが、先日、昨年10/28放送分の「北アルプス 鹿島槍ヶ岳」に登場した野鳥の2種類を観ていて???と思ってしまいました。

昨年秋の放送分ですから、とっくに???と思った方もいらっしゃるかも知れませんが、一種目はこちら。


0063.jpg
放送より

これは、コサメビタキとして紹介されていましたが、私の経験上ルリビタキの幼鳥、雌雄不明♀タイプにしか見えません。


0062.jpg
放送より

大きくしてみるとよくわかると思いますが、全身に幼羽が残る個体で、脇腹が橙黄色、尾羽が青みがかっているのが確認できます。

番組では、繁殖期の亜高山帯で姿を見ることが多い、ホシガラス、ウソなどに続いての紹介ということもあり、環境的にもルリビタキがしっくりきます。


二種目はこちら。

0065.jpg
放送より

こちらもそれなりの個体数を見てきた私としては、真っ先にカヤクグリだと思ったのですが、イワヒバリとの紹介。


0064.jpg
放送より

大きくしてみると、イワヒバリに特徴的な上面の羽衣、黒い雨覆に白い羽先がなく、嘴基部の黄色味もありません。


両種とももっと深い部分のお話もできますが、これだけで十分ではないかと思います。


数少ない好きな番組で、語りがこれまた好きな森山春香アナウンサーということもあり、疑問点を残したままでは歯にものが詰まっているような感じで気分が悪いので、メールでNHKに問い合わせてみました。

鳥類に詳しい人が見ていたら、「なんだ間違ってるじゃん」で済む話ですが、そうではない方は間違ったまま覚えてしまいますし、なにより私の知識の乏しい他の分野の識別も、このような調子だとすると番組全体の信頼性にも関わってきます。


まず、ルリビタキ幼鳥と思われる個体への返答・・・

(抜粋)

複数の専門家に映像を確認して頂いた結果、「コサメビタキ」と紹介した鳥については意見が分かれました。

腹部の褐色と縦縞などから「コサメビタキ」とする専門家と、尾羽の青みなどから「ルリビタキ」とする専門家です。

種を絞り込むのが難しいことから、「コサメビタキ」と断定すべきではなかったと考えます。



メールを送ってからわりと早く返事をいただきました。

どのような方、組織、団体に識別、同定を依頼されているのかも伺いまいしたが、ノーコメントでした。

結論として、ルリビタキ、コサメビタキ両方の可能性があるということですが、私の知る限りこのようなコサメビタキの幼鳥は図鑑や文献でも見たことがありません。

光や撮影機材による発色の問題もありますが、上述した識別点以外にも明らかに上面のオリーブがかった羽衣はコサメビタキの幼鳥では見たことがありません。

総合的に見てもルリビタキの幼鳥にしか見えないのですが、もしかすると私の知らない更に深いレベルの個体差があるのかも知れません。

機会があれば、それなりの団体、組織に同定依頼しようかと思いますが、もし、ブログを見ている方で、コサメビタキの可能性が強いと思われる方がいらっしゃれば、色々ご教授していただけるとありがたいです。


続いて、カヤクグリと思われる個体への返答・・・

(抜粋)

「イワヒバリ」と紹介した鳥は「カヤクグリ」と分かりました。

当初、くちばしの黄色や、腹部が茶褐色と灰色の2色に見えていたことなどから「イワヒバリ」としました。

今回、改めて確認したところ、腹部は光の影響による陰で2色に見えていたことなどが明らかになり、

複数の専門家の見解を総合的に判断した結果「カヤクグリ」との結論になりました。



こちらはやはりカヤクグリだったわけですが、腹部を識別点にすることよりもっと明らかな部分があるんじゃないかと思いました。


(抜粋)

ご指摘部分は正しい情報を確認の上で、速やかに修正いたしました。
今後は、間違いのないよう細心の注意を払ってまいりたいと存じます。
このたびは貴重なご意見ありがとうございました。
今後も何かお気づきの点などございましたら、なんなりとご指摘いただければ幸いです。



当初、メールを送っても返信は来ないだろうと思っていましたが、返信内容には疑問が残るものの、迅速な対応には好感が持てました。

なにはともあれ、これからもみなさんにおすすめしたい番組のひとつであることに変わりはありません。

今後も良質な内容の番組でありつづけて欲しいですね。
2013-01-17 : 地上波 : コメント : 4 : トラックバック : 0 :
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非公開コメント

No title
マグさん ドモドモ^^

イワヒバリやカヤクグリは見たことないので、なんとも言えませんが・・
コサメビタキの方は、私のようなシロートでも疑問に思ったかも・・(^_^;)

マグさんの仰るとおり、間違ったまま覚えてしまう可能性は大いにありますね。
天下のNHKの放送でもありますし・・その絶大なる影響力を考えて同定してほしいと思いました。


ダーウィンとか録画して楽しませてもらってますけど・・
野鳥に関わることになって、いろんな考え方や接し方を知り、自分なりに「こうなんじゃないの?」という思いはありますが、時折、見ていて「うん?」と疑問符がつくこともあります。
何が正しくて何がおかしいのか・・人それぞれ千差万別なんでしょうけど・・
ただ、その楽しんで見ている野鳥たちが居なくなってしまったらどうしようもないですよね(-_-;)

最近は珍鳥が出ても追いかける気力があまり無くなってきたというか・・
そこに行った状況が想像できるので、ほとぼりが冷めたころに訪れるようになったかも・・
まっ!当然抜けてしまってるパターンがほとんどですが・・(^_^;)

まぁ・・自分のペースでボチボチと・・(^^ゞ

なんか・・変なコメントで申し訳ないっす<(_ _)>

2013-01-19 10:59 : shin-1 URL : 編集
shinさんへ
こちらにもコメントいただきありがとうございます。

私もイワヒバリは数えるほどしかないのですが、幼鳥はカヤクグリに似ているの?と思って調べたら、いやいややっぱりカヤクグリにしか見えないなと。

ルリビタキの幼鳥の可能性が高い個体は、是非多くの方に伺いたいですね。
この個体をコサメビタキの幼鳥と同定できる根拠というか・・・ コサメは幼鳥から嘴基部に黄色味があったり、背は汚灰色だったり、跗蹠の見え方なんかはなんとも言えませんが、尾羽の青色が決定的ですよね。幼羽から第1回冬羽に換羽中のルリビタキだと思うんですけどねぇ・・・

>時折、見ていて「うん?」と疑問符がつくこともあります。

ありますねぇ・・・ shinさんの仰りたいことはわかるつもりです。
私は自然や動物の番組を見ていてまず考えてしまうのが、これどうやって撮ってんだろう?ですね。まぁ商売で撮影していることに対して、あれこれ思いを巡らせるのはナンセンスかも知れませんが。

>そこに行った状況が想像できるので、ほとぼりが冷めたころに訪れるようになったかも・・

shinさん方面の地域ですら撮影会場状態なのですか・・・ 明確なルールなどはないですから人それぞれでいいと思うんですけどね、でも今は撮影者が多すぎる気がします。もちろんそのなかに私も入っているんですが、こちらはとにかく多いですね。色々考えもあるんですけど、最近はハシボソガラスなんかの身近にいるとりを観察しているのが楽しいです。

またお暇な時にメールでもください^^
2013-01-19 22:42 : マグ@管理人 URL : 編集
No title
マグさん、暫くでした。今年も宜しくお願いします。
「さわやか自然百景」は良質な番組で、私も欠かさずではないですが、タイミングが合えば見ています。テーマソングなんかも好きですね。
NHKの自然や紀行を扱う番組のテーマソングって、なぜかみんないいんですよね。昔の「新日本紀行」なんか大好きでした。

さて、コサメビタキの幼鳥は全然違いますよね。以前に幼鳥2羽がくっついている写真が撮れて、いまだに職場に飾ってあるからよく分かるんですが、まったく違います。ご指摘の通り、ルリビで間違いないでしょう。
NHKさんもすぐに返信してくれたのは好意が持てますが、それにしてもどんな専門家に見てもらったのかと、疑問に思いますね。
2枚目は、少し鳥を知っている人なら例外なくカヤクグリと言うでしょう。NHK、ちょっとお粗末ですな。
天下のNHKの番組ですから、やはり間違いはあってはならないでしょう。まして自然をテーマにしたものですから、私なんぞがブログで間違えるのとは訳が違います。その影響力は、仰るように大きいですからね。

今年は冬鳥(特に小鳥)が多くて、なかなか楽しいですよ。そろそろフィールドに出てみてはいかが?

あ、shinさんのコメント見てて、私なぞずいぶん前からそうなんですが、つい最近、ほとぼりが冷めた頃に、こちらは珍鳥と呼んでいいのかどうか知りませんが、トラフズクを見てきましたよ。MFの葦原の一角に居ついてるんです。
MFに来たのにもかかわらず、キガシラシトドでさえ行かなかった私ですが、まあ考えてみればMFなんですから、そんなに自分で自分を縛らなくとも、なんて思った次第です。

でも、何年か撮影を続けていると、ココロある方は次第に撮影態度が変わっていきますね。それは自然な流れでしょう。
私なんか、相変わらずメジロばっかり><。
2013-01-23 21:15 : 漂鳥 URL : 編集
漂鳥さんへ
漂鳥さん、こんにちは。

遅くなりまして申し訳ありません。
こちらこそ今年もよろしくお願いいたします。

>昔の「新日本紀行」なんか大好きでした。

アーカイブスでたまに見るといいですよね、番組内容も。あの曲ココロにジーンと来るんですよ。当時のアナウンサーの語り口も今と違って職人ぽくて好きです。映画のエンディングやスポーツの一大大会のエンディングなども曲が非常に重要ですね。

TVでもネットでも紙媒体でも間違いはつきものですが、2つもあるのはちょっと・・・ ということで、既に指摘されている方もいらっしゃったことと思いますが、好みの番組なのもあってあえてメールしました。

今までも?というものがありましたけど、さすがに今回のは「ええ?これは・・・」と食べていたメシを吹きそうになりました(笑) 私レベルの人間でも瞬間的に?とわかるんですから、専門家と称する方などは間違えるほどでもないと思うんですけどねぇ・・・ 他の分野の識別も大丈夫なのかなぁと思いました。

>今年は冬鳥(特に小鳥)が多くて、なかなか楽しいですよ。

毎年渡りに違いがあるのも鳥見の面白さのひとつですよね。
少ない年が続くと心配してしまいますが、ツグミやアトリ、マヒワ、アカウソなどが多いようですから、どうやら大陸の繁殖地はなんとか大丈夫なようで少し安心しています。

フィールドといえるほど広大ではありませんが、近所の河原などは時々観察しているんですよ。そういう身近なところで身近な種をミクロ的な視点?で見ているだけで今は満足なんですよね。観察は撮影ほど、自分にもとりたちにもストレスがかかりませんから。

トラフズクですか、しばらく見ていませんねぇ・・・ アオバズクなども見ていませんが、渡りの時期の夜に近所の雑木林から聞こえてくる声だけで非常に満足しちゃってますね。

漂鳥さんのサイトを拝見しましたが、相変わらずひと味もふた味も違った写真が多いですね。
商売道具を無くされたようで残念・・・ を通り越していますね。車なんかもそうですが、たとえ血が通っていなくても長い時を一緒に過ごしたものが手元から離れてしまうのは悲しいですね。たしか雲台も三脚も私と一緒だったはず・・・ 私の三脚も相当くたびれてきましたが、手の施しようがない状態になるまで使い続けるつもりです。
2013-01-28 00:19 : マグ@管理人 URL : 編集
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